USA Diary

November, 2015

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11月1日(日)小雨の降る中でしたが、同じリトリートセンターで3回目となるリトリートを行ないました。John Sttot の "The Living Church" から、先生が1974年11月24日に All Souls Church で行った説教の最後の部分を学びました。「聖書的教会」、「礼拝する教会」、「いたわり合う教会」、「仕える教会」、そして「待ち望む教会」という五つのことを基盤に、神さまからのヴィジョンを探り求めていきたいと願い、祈りました。
11月2日(月)「アドベントの黙想」の校正をしています。読み返せば読み返すほど、タイポに気づきます。もう印刷作業をはじめなければいけないので、完全でなくても最終版を出さなければと思っています。
11月3日(火)このところ雨が続いたので、ダラスにしては珍しく湿度が高くなっています。それでも日本のように湿気がたまってかびるようなことはありません。乾燥しすぎるよりは良いと思っています。
11月4日(水)来年の大統領選まであと一年となりました。民主党はクリントン氏で決まりだと思いますが、共和党は混戦です。ヒラリーさんに勝てるような、政治経験や国際感覚を持った候補者がなかなかいないようです。アメリカの大統領は、もはや一国の指導者だけではなく、他の国々とともに世界全体のことを考え、導かなければなりません。共和党からも良識と経験豊かな候補者が出て、民主党候補者と内実のある論戦をたたかわしてほしいと思います。
11月5日(木)先週、母校のアラムナイチャペルに行って、ユースグループのための奉仕学生募集を依頼しましたが、関心があるという人から連絡がありました。これからどうなるかわかりませんが、長年願っていたことについて、すこしは前進が見えてきたことは、うれしいことです。
11月6日(金)教会の入り口においてあった木製のステップに蟻が巣を作りました。薬を撒いたりしましたが、それでもまだ蟻がいたので、蟻の巣となって木がやわらかくなっているところをスコップで取り除き、大丈夫になりました。蟻にかまれないよう、慎重にやったつもりですが、気づかないうちに足と手をかまれ、かまれたところがずいぶん腫れ上がってしまいました。小さな蟻にもすごい力があるのだなぁと感心しました。
11月7日(土)家内といっしょに認知症のある方を訪ねていますが、何度か訪問しているうちに私たちの顔を覚えてくれるようになり、「また来てくださいね」と言ってくれるようになりました。少しは役に立っていると思い、感謝しました。
11月8日(日)「こども祝福式」をしました。準備し、練習してきたユースグループの劇はおおむね好評でした。クリスマスには人形劇をします。そのときのせりふは英語にします。そう言ったら、みんな喜んでいました。日本語のせりふは大変だったようです。
11月9日(月)やっと雨があがったので、ひさしぶりに草刈りをしました。落ち葉を片付けたので、少しはきれいになりました。ひいらぎが赤い実をつけています。樹木は季節の変化を敏感に感じ取っています。
11月10日(火)「アドベントの黙想」ができあがり、プリントをはじめました。ところがプリンターのトナー切れで中断。インターネットで注文しましたが、品物が届くまでには一週間かかりますので、とりあえず、コンピュータ・ショップで買うことにしました。
11月11日(水)今、プリンターはとても安くなりました。コピー機としても使えるものもたくさんあります。しかも、コンピュータとプリンターをワイヤーでつながなくもよいのです。携帯電話から直接プリントできるものもあります。しかし、インクやトナー、ドラムが高いのです。それで、私はジェネリックのトナーを買っています。品質は劣るようですが、実用的には問題なく使っています。
11月12日(木)よいお天気にはなりましたが、気温が下がっています。すこし、喉の調子がおかしいかなと思いましたが、悪くならないで直りました。風邪やフリューのはやる時期ですので、注意したいと思います。
11月13日(金)町のシニアセンターで「クラフト・ショウ」をやっていましたので、見に行きました。さまざまなアイデアを凝らした手作りのものが会場いっぱいにありました。家内は何点か買って帰りました。
11月14日(土)きょうは、近くのカトリック教会での「クラフト・ショウ」も覗いてみました。ここでもアイデアの凝らされた品々がありました。ここでの収益は、教会付属の学校のためや、プロライフの働きのためなどに使われるそうです。同じ日にメソジスト教会の「インターナショナル・バザー」もありましたが、そこには行きませんでした。「インターナショナル・バザー」は「発展途上国」といわれる国々からの品物を買うことによって、それらの国々の恵まれない人々をサポートするもので、町の情報誌にも一面に広告が出ていました。大きな教会は地域や世界に貢献するさまざまな活動を行っています。
11月15日(日)金曜日、パリで同時多発テロがありました。9.11以来の惨事でした。今、教会のメンバーがヨーロッパを旅行中なので、彼らの安全を皆で祈りました。米ソ冷戦のあとは、中東問題、イスラム過激派、中国の進出など、世界情勢は複雑になっています。世界の指導者たちが集まる会議が多く行われていますが、それらが「行事」で終わることなく、良い方向に前進する機会になってほしいと願っています。
11月16日(月)来年3月6日に行われる「ハーベスト・アメリカ」の資料をもらいにプレーノのバプテスト教会に行きました。大きな教会で、入り口のホールの上部には創世記から黙示録までの聖書の各書をイメージしたステンドグラスが飾られていました。チャペルのステンドグラスは外からしか見ませんでしたが大きなものでした。最近建てられる教会には AV 装置を駆使した劇場型のものも多いのですが、ここは、伝統的なものを残していました。
11月17日(火)今週は風雨が強く、荒れ模様の天気になるとの予報でしたが、そのとおりになりました。それでも、予報のようには大荒れとはなりませんでした。
11月18日(水)教会の入り口をかえようとしていますが、新しい入り口のところには AC設備やゴミ箱などがあります。それで、ある兄弟がそこに目隠しのフェンスを作ってくれました。とても上手にできていました。みんなが教会の美化に関心をもってくれるきっかけになると思います。
11月19日(木)教会の会計専用にコンピュータを買うことになり、私に購入を任せられました。いつものオンラインショップで「新古品」を見つけたので、かなり安く買うことができ、それがきょう届きました。それなりの性能がありますので、長く使うことができると思います。
11月20日(金)今日はよいお天気になり、気温も上がってきました。この日曜日はゲストスピーカーを迎えますが、それでも、自分が説教するのと同じくらいの準備が必要で、時間に追われながら仕事をしました。教会の年度末が12月なので、一年分のまとめをいろいろとしなければなりません。今までこうした仕事をしてくださった方が日本に帰りましたので、私の仕事は増える一方です。助け手が与えられるよう祈っています。
11月21日(土)急に気温が下がり、わが家の古いヒータがうなり声を出して回り出しました。ついこの間まで冷房だったのが、暖房に切り替わりました。ここには夏と冬の間にほんの短い春と秋しかありません。
11月22日(日)今日は BGCT から John 先生をお迎えして英語礼拝をしました。英語を話す人たちにまっすぐ御言葉が入ってくれればとの願いからそうしましたが、果たして結果はどうだったでしょうか。フィードバックを得て、今後のことを考えてみたいと思います。
11月23日(月)わが家のリビングルームに「こたつ」が入りました。もっともこれを使うのは家内だけで、夜のほんの一時間くらいです。こたつを見るたび、こたつに入ってみかんを食べながら、信仰のことや社会のことを語り合った、日本での伝道牧会を思い出します。
11月24日(火)今週はサンクスギヴィングの週で学校も休みです。近くの店に子供連れのお客さんが大勢でした。宣伝のチラシはどこもサンクスギヴィング明けの「ブラック・フライデー」セールのことばかりでした。サンクスギヴィングとクリスマスの売上げが景気動向の目安になりますが、さて、今年はどうなるでしょうか。
11月25日(水)午前中、家族で出かけました。帰りに日本のレストランで昼食をするつもりでしたが、通った道が目的のレストランに行く道とつながっていなかったので、あきらめて家に帰ってから食事をしました。主婦には毎日三度の食事を用意するのが結構骨がおれるので、たまには外食と思いましたが、それがかないませんでした。かわりに、買ってきたサンクスギヴィング用のケーキを昼食にしました。
11月26日(木)夜、出かけましたが、雨のため、道がわかりづらく、行きも帰りもずいぶん時間がかかってしまいました。帰りはさらに雨が強くなり、すこし危ない思いもしましたが、なんとか無事に家にたどり着きました。
11月27日(金)昨晩は風雨が強く、すごい音で、よく眠れませんでした。ヴァケーション中ですが、日曜日の準備があり、仕事にとりかかりましたが、疲れていて、能率はあがりませんでした。
11月28日(土)雨が続いていますが、夕べはそんなに風もなく、ゆっくり休むことができました。けれども、気温は急に下がり、華氏で30度台まで下がりました。車が「ブラックアイスに注意」という警報を表示しましたので、スピードを控えて運転しました。教会に着いたら、いつもお花を飾ってくれる姉妹が、アドベント・キャンドルを持ってきてくれました。明日のアドベントからキャンドルの一本、一本を灯しながらクリスマスを待ち望みます。
11月29日(日)雨で寒い日になりましたが、午後から教会の内部のペンキ塗りをすることになりました。少人数でしたが、ペンキ塗りとともにクリスマスツリーの飾り付けもすることができました。ペンキが完全にかわいてから、片付けにとりかかり、水曜日と金曜日に少しづつ片付けたいと思っています。
11月30日(月)今日は雨は上がったものの、一日中曇り空で、気温も上がりませんでした。朝、郵便局に行きましたが、窓口には長い行列ができていました。サンクスギヴィングが明け、これから郵便局は毎日、どの時間帯でも混みあいます。きょうは、キオスクのほうが人が少なかったので、それを利用しました。
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