USA Diary

June, 2015

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6月1日(月)きのう、スクワッシュの苗をもらったので、植えました。雨があがったものの、土がやわらか過ぎたので、他の庭仕事は来週に延期することにしました。先週、雨の合間に植えたものが根付いたようです。
6月2日(火)家のまわりに低木を植えるのは、見た目ばかりでなく、家の土台のためにも良いことなのですが、わが家では柊以外はなかなか育ちません。柊は夏にも冬にも強いのですが、葉が痛いので、扱いにくく、引っ越してきたとき、塀の中の柊を全部切ってもらって、別のものを植えたのですが、なかなか大きくなりません。年月がかかるのでしょう。
6月3日(水)木が植えられたところで成長するには、そこに根をはる必要があります。木の根は外からは見えない部分ですが、とても大切です。信仰や人生にもそういう部分があります。木は、根が深くなった分だけ高く伸び、根がひろがった分だけ枝を伸ばすと聞いたことがあります。見えないものを大切にしたいと思います。
6月4日(木)木曜日は礼拝メッセージの準備の日です。翻訳のためきょう中に原稿をおくらなければならないのですが、原稿を出してから、いつも間違いに気付きます。メッセージを終えてから手を加えてウェブに掲載します。説教の修練にはきりがありません。私が語ることが、少しでも神のことばにふさわしいものになるようにと、努力を重ねています。
6月5日(金)散歩の途中、近所の家の庭で野うさぎを見ました。教会にもうさぎが出るのですが、このあたりにもうさぎがいるのだなあと思いました。わが家ではあいかわらずリスが走り回っています。
6月6日(土)定期的にお訪ねているナーシングホームに行ってきました。お訪ねしている方が以前より少し良くなられたように見かけられ、うれしく思いました。きょうはミーティングルームが空いていましたので、そこで賛美を歌うことができました。
6月7日(日)カトリック教会では主の晩餐のパンを「聖体」と呼びます。きょうは「聖体祭」です。ラテン語では Corpus Christi(キリストのからだ) というのですが、テキサスにはその名の町があります。私たちはこの日を守ってはいませんが、ちょうど月の第一日曜日でしたので、晩餐式(聖餐式)を守り、「キリストのからだ」を覚えました。
6月8日(月)庭仕事をしました。地面が乾いていて、仕事がやりやすかったでした。このあたりの土は粘土質ですので、雨でネバネバになり、日照りではひび割れし、扱いにくいのですが、きょうは適度な硬さで、楽に仕事ができました。
6月9日(火)私たちは2013年5月24日にダラスに着き、ホテル暮らしとホームスティののち、6月7日に今の家に入りました。ダラスに来てから2年が経ちました。若いときと違って変化についていくのに時間がかかるようになりました。ようやく落ち着き、ローカルラジオの天気予報で語られる地名や、交通情報のフリーウェーの番号などを聞いて「あのあたり、あの道路」という感覚がつかめるようになってきたところです。
6月10日(水)ノーステキサス有料道路公社から、7月1日より、料金が1マイルあたり1セント値上がりして17.06セントになるとの通知が来ました。Dallas North Tollway がおよそ30マイルですから、ダラス南部とフリスコを結ぶこの路線を全部走っても5ドル12セントぐらいです。たまにしか使わない私には、たいした額ではありませんが、毎日使う人にはたった1セントの値上がりでも痛いかもしれません。
6月11日(木)いろんなものが値上がりしているので、アメリカの郵便料金をしらべてみたら、通常の手紙が、1988年には25セントでした。私たちが最初アメリカに来たとき、そうだったことを覚えています。その後、小刻みに値段があがり、2001年には34セント、2011年には44セント、現在は49セントです。日本では82円ですから、アメリカのほうが、まだ安いかもしれません。
6月12日(金)アメリカから国外への基本料金は 1ドル20セントです。グローバル・フォーエバー切手なら、将来料金が上がっても、ずっとこの切手を使うことができます。ところが、近所の郵便局では通常のものが品切れで、クリスマス用のグローバル切手しかありませんでした。クリスマスには使うものだからと、一応買っておきました。別の郵便局にあるかもしれないので、探してみたいと思います。
6月13日(土)このごろ、娘の仕事は土曜日だけになりました。夏休みといっても、まだサマースクールがありますので、学生たちの出足も少ないのでしょう。家族、子ども相手の仕事ですので、7,8月には忙しくなり、仕事の日も増えるかと期待しています。
6月14日(日)家内が出かけるので、空港まで送りました。ダラス・ラブ・フィールドのほうです。ここへは我が家から15マイルで、フリーウェーを使わなくても30分ぐらいで行けます。おもにサウスウェスト・エアラインが使っています。最近は各都市への直通便が出るようになり便利になりました。小さい空港なので迷うことはありませんが、夏休みになって旅行者が多く、ずいぶん混んでいました。
6月15日(月)セットしてあったテレビの録画ができていないことがわかり、調べてみましたら、DVR の録画容量をいっぱい使っていたからでした。あとで観ようと思ってとってあったムービー類を DVD に移して、容量をひろげ、問題を解決しました。DVD に写すと画質が落ちてしまうのですが、AT&T の DVR はデジタル信号のままデータを移せないようになっていますので、いたしかたありません。コンピュータを使って自前の DVR を作ればそれができるので、いつか時間ができたらやってみたいと思っています。
6月16日(火)家内がいないので、夕食は娘といっしょに近くのパンダ・エキスプレスに食べに行きました。ファスト・フードですが、ひさしぶりだったので、それなりにおいしく食べることができました。
6月17日(水)きょうも雨で、強風となりました。家内の乗った飛行機は、キャンセルになるか、大幅に遅れるかもしれないとありましたが、ダラス到着のころには雨もやみ、風も収まり時間通りランディングしました。なのに、なかなか降りてきませんでした。ドアがすぐには開かなかったそうです。着陸のとき、かなりの衝撃があったそうで、それが原因かもしれません。貨物室のドアもすぐには開かなかったのでしょうか、荷物が出てくるまでずいぶん待たされrました。
6月18日(木)きのう、サウスカロライナ州チャールストンのアフリカン・メソジスト教会での祈り会に、拳銃を持った男がやって来て、祈り会に出席していた牧師と信徒8名を殺しました。この教会の牧師は州議会の上院議員でもあって、貧しい人々の生活改善のために良い働きをしていたそうです。生存者の証言によると、これは、人種差別によるものでした。「拳銃」と「人種差別」、アメリカの暗い側面です。こういう事件があるたびに「銃規制」が叫ばれるのですが、銃規制はいっこうに進みません。
6月19日(金)きのうの事件の容疑者は、教会の防犯カメラにはっきりと写っており、事件の翌日に21歳の白人青年が捕まりました。彼はチャールストンからノースカロライナのシェルビーという町に逃げていたようです。しかし、礼拝し、祈っている人々を銃撃するというのはなんとも残酷なことで、ほんとうに重い気持ちになります。
6月20日(土)7月にカリフォルニアに行くので、ホテルやレンタカーなどの手配をしました。いろいろ調べて、両方ともやすいところを見つけました。AARP(全米退職者協会)の割引が使えたのは幸いでした。
6月21日(日)午後、日本の大学に進学するため帰国する人の歓送会がありました。いつものように、Go In Peace の歌と祈りで送りだしてあげることができました。
6月22日(月)家の庭では、ペンペン草だけがピョンと伸びていて、みっともないので、すこしだけそれを刈っておきました。塀に張り付いていたハニーサックは、切っても切ってもまた出てくるので、除草剤をかけておいたら、しおれてきたので、しばらくこの方法を試そうかと思っています。
6月23日(火)教会の庭の草も伸びていました。目立つところだけ刈っておきました。教会の庭は広いので、日を改めてまた草刈りをする必要があります。トラクターが使えるのはとても助かります。
6月24日(水)カトリックの時代の日本での殉教について、7回にわけて放送された番組があり、それを録画してありました。その録画から DVD を作ろうとしたのですが、今まで使うことができたソフトウェアが使えなくなったりして、DVD を作るのに、ずいぶん時間がかかってしまいました。英語の番組ですが、こうしたものも、みんなで観て、学んでみたいと思っています。
6月25日(木)地元の日本語情報紙に「讃美歌物語」を書いています。原稿と一緒に送る教会の広告を作るのが間に合わなかったので、原稿提出は、締め切り日のきょうになってしまいました。
6月26日(金)礼拝のためのスライドを作るのに、けっこう時間がかかっています。礼拝のとき、前に立ってみていると、英語を話す人や若い人たちは、ほとんど賛美を歌っていないのに気付きます。苦労して日本語、英語いっしょのスライドを作っているのですから、おおいに歌って欲しいと思っています。
6月27日(土)朝、教会にフリーウェーを使って行ったのですが、さまざまなところで工事をしており、出口が混んでいて、ほんの僅かな距離を行くのに、ずいぶん時間がかかりました。夜も、訪問の帰り、フリーウェーの入り口まで暗くて細い道を通り、やっとたどりつきました。テキサス中、どこもフリーウェーの拡張のため工事だらけです。
6月28日(日)ノーステキサスの教会での礼拝を終えてすぐ、ミッション教会での午後の礼拝に向かいました。礼拝メッセージと短い勉強会をしました。この教会の牧師先生のご厚意で招いていただいのですが、何かのお役に立ったのであればうれしく思います。
6月29日(月)このところ、礼拝に、「日本にいました」という人が多く見えます。きのう見えたひとりの女性は、大きく口をあけて賛美していました。そういう姿をみるのはとても励まされます。
6月30日(火)6月26日、アメリカの最高裁判所が同性婚を認める判決を下しました。オバマ大統領も、次期大統領候補のヒラリー・クリントンも、これを歓迎しています。テキサスは同性婚を認めていませんが、この判決の後、テキサスでも同性婚の届け出があったそうです。アメリカ最大のプロテスタント団体、南部バプテスト連盟は、6月16〜17日にオハイオ州コロンバスで年次総会を行い、同性婚についての決議を次のようにしました。「いかなる政府組織も、神による結婚の定義を無効にしたり、奪ったりする権威を持たない。」「連邦最高裁がどのような判断を下したとしても、南部バプテスト連盟は結婚についての教義的な、また公的な信条をゆるぎなく保持し続けることをここに再確認する。」「男性と女性を一つの体として結び付け、人類の文明の発展の基礎をつくるという結婚の目的についての聖書の記述に固く立ち」、「私たちの隣人を愛し、結婚の定義や公によいとされるものについて私たちに賛成しない人々も含む全ての人に対して、キリストの名によって敬意を持つ。」
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