USA Diary

September, 2015

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9月1日(火)次週礼拝の通訳者がまだ決まっていないので、悪くすると、通訳なしで、メッセージの英語訳をスクリーンに写すようになるかもしれません。それで礼拝メッセージを早く準備しておこうと、準備を始めました。通訳者には日本語から英語に翻訳した原稿を渡します。この翻訳は三人で分担するのですが、メッセージを三等分すると、ひとりあたりの負担が大きいので、四等分して、四分の一は私が自分で翻訳するようにしました。サンディエゴにいたときは、ひとりの人が全部訳して、通訳してくれました。サンノゼでは、通訳の必要がありませんでしたが、こちらでは、通訳は必須です。今まで通訳に慣れた人がいたのですが、日本に行くことになりました。けれども、新しく通訳のチームに加わってくれる人が与えられました。でも、この人は今、出張中で、今度の日曜日は奉仕できません。4名いれば、月1回でローテーションが組めるのですが、まだ4名の奉仕者が与えられていません。
9月2日(水)娘を歯医者に連れていきましたが、「親知らず」を抜くのに専門の歯科医に行くよう言われましたので、明日、予約をとるため、そこに電話することにしました。私の歯のチェックアップも時期がきたので予約が必要です。そうこうしているうちに、車に「オイル交換の時期になりました」とのメッセージが出たので、それもしなければなりません。9月になったとたん、忙しくなりました。
9月3日(木)私と娘は、こちらに引っ越してからまだ目の検査をしてもらっていません。娘の医者が娘のために眼科医を紹介してくれたので、私もそこでみてもらうようにしました。以前から右の目に小さな点がいっぱい見えていたのですが、このごろは大きいものが見えるようになったので、よく検査してもらったほうが良いように思いました。
9月4日(金)「小羊園」の新年度がはじまりました。人数は少なかったのですが、はじめてきた子どもたちもすぐに慣れて、楽しい時を過ごしました。
9月5日(土)木曜日に眼科医の予約をとったのですが、きょう娘宛に「あなたのかかりつけの医師から紹介がありました。予約をとってください」という手紙が届きました。手続きに行き違いがあったようです。それはともかく、その手紙は、とても大きな字でプリントしてありました。眼科医にかかるひとには細かい文字の手紙は不親切だと考えたのでしょう。おもしろい手紙だと思ったので記録にとっておくことにしました。
9月6日(日)きょうは日本人会のソフトボールの試合があり、礼拝出席者は少なかったのですが、ひさしぶりの方もいました。いつも配餐の奉仕をしている人も礼拝に来れなかったので、きょうは、みんなに前に出て、晩餐式のテーブルを囲んでもらい、そこでパンとワインをいただき、主を覚えました。「主の食卓を囲み」という賛美のとおりの晩餐式となりました。
9月7日(月)きょうはレイバー・デー。新しく開店した日本の「ドラー・ショップ」まで行きました。道は空いていましたが、店は混んでいました。日本では100円の品物も、ここでは1ドル50セントです。「日本の品質」とうたっていますが、商品のほとんどには「メイド・イン・チャイナ」とありました。
9月8日(火)ケンタッキーで同性婚の届け出を受付けなかった職員が拘置所に入れられていましたが、きょう釈放されました。きょうのテレビニュースはそのことでもちきりでした。Liberty Council の Mathew Staver 氏、共和党大統領候補のひとりマイク・ハッカビー氏が彼女をサポートしていました。この出来事は「同性婚」や「信仰の自由」の問題を再び考えさせてくれました。神と人を愛する信仰に生きる人たちは聖書の結婚の定めを守ります。それが、神の定めてあるばかりでなく、あらゆる人の幸い、この国の祝福になると信じるからです。それは、同性婚支持者が言うように、けっして「偏見」によって「少数者差別」をすることではありません。さまざまな議論があるでしょうが、私の願いは、神と人(国)を愛する道に生きるという「信仰の自由」が損なわれることのないアメリカであってほしいということです。
9月9日(水)昨晩から雨が降り、朝も雨が続きました。午後出かけたときは晴れていましたが、帰りはすごい雨になりました。でも、祈り会に行くときにはすっかり晴れました。このところずっと雨がなかったので、まとまった雨に感謝しました。
9月10日(木)9月になってからはさすがに、8月のような暑さはなくなりました。いままで一日中回っていた冷房が朝と夜にすこしだけでも停まるようになり、季節の変わり目を教えてくれます。季節の変わり目は、冷暖房のフィルターの交換時期でもあります。私は年3回、1月、5月、9月にフィルターを換えていますが、1〜4月は暖房で、5〜8月は冷房でいちばんフィルターが汚れるときです。9〜12月のフィルターがいちばん汚れが少ないかと思います。
9月11日(金)きょうは 9・11。年月がたって、過去のものになりつつありますが、いろいろな通りに星条旗が立てられていたり、車につけているのを見ました。いつ星条旗を半旗にするかを教えてくれるところに登録したら、「9・11 には半旗を掲げるように」とのメールがきました。
9月12日(土)今週は眼科医と歯科医の予約があり、娘の抜歯のための口腔手術のコンサルテーションと続きました。眼科医にはまた行かなければなりません。年齢を重ねると病院通いが増えますが、こちらの医者はよく診て、症状をきちんと説明してくれるので、ありがたく思っています。
9月13日(日)きょうの礼拝後、「刺身」つきの昼食があったのですが、昼食をとらないで帰った人が多かったので、ずいぶん余りました。礼拝後の昼食は、その週によってどれくらい必要か、なかなか数が読めないところがあります。でも、いつも足らないときはなく、おいしく、楽しくいただくことができています。
9月14日(月)きょう娘が抜歯のため口腔手術を受け、そのため午前の時間をすべて使いましたので、いつもの買い物や庭作業はしませんでした。でも、前から気になっていたバスルームの換気扇のカバーの掃除だけはしました。カバーを取り外すだけなら簡単だったのですが、カバーと天上の穴との間に隙間があって、それをシリコン・シールしてあったので、もういちどシールする必要があり、ちよって手間取ってしまいました。
9月15日(火)日本の国会では「安保法案」が焦点になっており、反対運動も盛んです。若者たちが主体的に行動している様子を見て、たのもしく思いました。学生団体 SEALDs の中心メンバーである奥田愛基さんの名前は「愛を基として」(エペソ4:16)から取られたのではと思って調べてみましたら、彼の父親は牧師でした。彼の発言はなかなかしっかりしているのですが、牧師である父親によって培われたものかもしれません。
9月16日(水)ネットには奥田愛基さんに対する誹謗中傷記事がたくさんあって、彼の父親の教会で在日韓国人の教授を招いて講演会をしたことがヤリ玉にあがっていました。極右の人の中には「キリスト教」と「韓国」を嫌うようです。日本の教会は、韓国の教会と良い関係にありますので、「韓国寄り」の偏向団体などと思われているのかもしれません。憲法、安全保障、自衛隊員や在外邦人の安全といった議論の中に民族主義的が入り込むと、議論にもなりません。きちんとした議論をしないで、他を誹謗中傷するのは良いこととは思えません。
9月17日(木)「安保法案」はおそらく可決されるでしょうが、憲法に触れるおそれがあるため、法廷論争に持ち込まれる可能性があるでしょう。また、強行採決をした与党に対する批判が次の選挙にあらわれるかもしれません。今回のことで、国民の政治意識が高まったと思いますが、それが保たれて、良い方向に進めばと願います。
9月18日(金)きょうの、教会での幼児クラスには新しい参加者も加えられました。最近のプリスクールでは2歳児から受け入れるようで、教会のクラスに来る人たちが少なくなりましたが、人数が増えることを信じて、続けていきたいと思っています。
9月19日(土)きょうの降水確率は20%だったのですが、お昼ごろ雨が降りました。こちらは粘土質の土なので、乾燥するとひび割れし、家の土台によくないので、土台の回りに水をまくのですが、雨が降ってくれると、それを省略できるので、たいへんありがたいのです。
9月20日(日)私は文字データだけの「テキスト・ファイル」を使っており、それを編集するための「テキスト・エディタ」を使っています。これなら、Eメールで送るのに軽いし、誰もがファイルを読むことができるだろうと思ってそうしていたのですが、Windows や Mac などでは、これをそのままでは開くことができないということが、きょうの話しあいの席で分かりました。単純で合理的なものよりも、多くのシェアを持っているフォーマットが優先されるという市場原理がコンピュータの世界を支配している以上、私もそれに従わなくてはいけないのかもしれません。
9月21日(月)いつものように、きょうの月曜日も買い物と家事にあてました。私の部屋が散らかっているので、少し片付け、掃除もしました。狭い部屋に本や書類、コンピュータやプリンターなどがいっぱいあって、片付けも大変です。コピーもプリントもできる「オール・イン・ワン」タイプのプリンターに替えれば少しは少しは片付くかもしれませんので、もうすこし検討してみるつもりです。
9月22日(火)フォルクス・ワーゲン社が、アメリカの排ガス規制を逃れるため、検査時に排ガスが低くなるよう、ディーゼルエンジンを制御するコンピュータに細工していたことが分かりました。法律で禁じられた不正なソフトウェアを使っていたのです。これは、とんでもないことです。フォルクス・ワーゲンは、「クリーン・ディーゼル」と言って宣伝していただけあって、VW の信用が地に落ちてしまいます。私の VW 車はガソリンエンジンなので、こういった不正はないと思います。
9月23日(水)今日は6ヶ月に一度の検診のため、採血にいきました。私のかかりつけ医は家から近く、いつもなら5分程度で行けるのですが、予約時間が朝の通勤時だったので、その倍は時間がかかってしまいました。私の住んでいる町は企業と住宅、アパートをうまく組み合わせて、全米でも指折りの「通勤にやさしい町」なのだそうですが、人がどんどん入っているので、車もどんどん増えています。
9月24日(木)教会にニューヨークやカリフォルニアで発行されている無料月刊誌が届き、「広告を出しませんか」のおさそいがありました。いよいよダラスでも配布するそうです。トヨタ本社の移転で、日系企業から何かと注目されているダラスですが、実際のところ、これからどうなるのかはまだ誰にも分かっていません。トヨタに迫る勢いだった VW が不正事件で打撃をうけていますので、トヨタの一人勝ちといった状況が続くのかもしれません。
9月25日(金)きょうからテキサスのステートフェアが始まりました。10月18日まで、朝10時から夜9時まで開場しているようです。この時期、各地で同じような催しが行われていますが、テキサスのフェアは規模が大きく、テキサスの内外から人が来るようです。幼児クラスでの奉仕のあと、娘がそこに出かけ、短い時間ですが、楽しんできました。
9月26日(土)今週の礼拝スライドでひとつミステークをしてしまいましたので、明日の礼拝スライドをもういちど点検しました。賛美歌のスライド作成がすこし複雑なので、ミステークを招いたのだろうと思います。もうすこし、簡略にできないかどうが思案中です。
9月27日(日)ポープ・フランシスがアメリカ訪問を終えられました。ポープ・ベネディクトのアメリカ訪問のときと違って、神学的なことよりも実践的なことを強調しておられました。ABC テレビが企画した訪問以前の人々とのテレビ対話のときのポープ・フランシスのほうがもっと生き生きとしておられたように思います。ポープはペテロの後継者とされていますが、キリストはペテロに「わたしの羊を飼いなさい」と言われました。ポープは民衆の牧者であり、ポープ・フランシスはまさにそのような人だと思いました。
9月28日(月)ポープのアメリカ訪問のたびに、プロテスタント・クリスチャンのカトリックに対する理解が進んでいるようです。プロテスタント・クリスチャンの中にはカトリック教会を異端のように考え、ポープを「反キリスト」を呼ぶ人さえいますが、ライフウェイ・リサーチによると、63パーセントのプロテスタント牧師がポープに好意を覚え、90%の牧師がカトリックがキリストの福音を保っていると考えているそうです。これはプロテスタント、カトリックの相互理解に良いことだと思います。
9月29日(火)きょうは娘の目の検査に行きました。検査結果は良く、次の検査は6ヶ月後になります。そのとき、私も診てもらわなければならないので、同じ日の同じ時間帯に予約をとるつもりです。
9月30日(水)一週間前、採血した検査結果を聞きに、ドクターのところに行きました。検査結果表を見ながら、大きな問題がないことを確認してもらいました。良い結果を聞くと、聞いただけで、なんだか健康になったような気分がします。
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