USA Diary

April, 2016

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4月1日(金)ある車の後ろに「99<one」というスティッカーが貼ってありました。これは「もし一匹の羊がいなくなったら、99匹を残して、いなくなった一匹を捜すだろう」という言葉から作られたものだと思います。シンプルですが、「何だろう」と考えさせてくれる、おもしろいスティッカーだと思いました。「多を置いて ひとりを捜す 羊飼い」
4月2日(土)説教の準備はいちおう木曜日に終わるのですが、実際に語り出すまでがすべて準備の時です。明日の説教にわかりにくいところがあったので、ぎりぎりですが、削りました。効果的なコミュニケーションのためにはあまり多くの情報を与えないということが大切かと思います。私の説教準備は付け加えるよりも削るほうが多いです。「そぎ落とし なお残るもの 届けたい」
4月3日(日)先週はもうひとつの日本語教会との合同礼拝でしたので、ワーシップホールいっぱいの人が集まりましたが、きょうはとても少ない人数の礼拝になりました。大きなイベントのあとは、いつもそうです。それで「人が少なくてさみしいから大勢集まるようにイベントをしましょう」という声があがります。しかし、イベントのあとはまた人が少くなるのです。「礼拝」が「神と出会う場所」よりも、「人の集まる場所」となってしまうとき、大勢の人の集まりから来る興奮だけが残るようになってしまいます。牧師も信徒も、もういちど、礼拝のあり方をきちんと理解しなおすべき時が来ているように思います。「静けさが 満ちてはじまる 祈りの日」
4月4日(月)きょうの買い物はちょっと遠いグリッサリーまで行きました。お昼どきでしたので、そこでランチを買って、テーブルで食べている人たちが大勢いました。レストランで食べればタックスがかかりますし、チップも必要です。こういう食べ方がいちばん賢い食べ方かもしれません。「軽食で 腹も財布も ダイエット」
4月5日(火)日本では新年度、新学期が始まりました。ダラスにいた人たちの中にこの4月から大学に行く人や卒業して仕事に就く人がいます。どうしているだろうかと、その人たちの顔を思いうかべています。「ピカピカの 一年生たち どうしてる」
4月7日(木)ウルグアイでは、労働者が一日6時間労働を獲得したにも関わらず、もっと多くの「モノ」を得るために、空いた時間で他の仕事をして、前よりも長時間働くようになりました。ムヒカ氏はそのことに触れて、「物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由なのです」と言っています。私たちの多くは「モノ」のために「自由な時間」を売り渡し、クリスチャンもまた同じように「神との時間」を軽んじているのかもしれません。「幸せな 時は金より 勝るもの」
4月8日(金)涼しい日になりましたので、夕方庭掃除をしました。このところ雨がないので、地面がむき出しになっているところが多く、その埃を吸ってしまったようで、喉の調子がよくありません。こんどから、きちんとマスクをしておかなければと思いました。「ご飯前 ゴホン、ゴホンで 嫌がられ」
4月9日(土)雨が欲しいなと思っていましたら、午後から、予報どおり雨になりました。静かな雨でした。私はこういう雨が好きです。恵みの雨も、静かに降り注いで、私たちのたましいを潤すのだと思います。「草花が 四月の雨に うれしそう」
4月10日(日)話には「上手い話だなぁ」と感心するものもあれば、「本当だ」と感動するものもあります。私は感心する話よりも、感動する話が聞きたいと思います。感動が伝わる人たちと、共感したいといつも願っています。聖書にある「感動」を伝えたいと願っています。「響きあう 思いをつなげ 主に捧ぐ」
4月11日(月)隣の町に行っている間に雷雨があり、雹が降りました。短い時間で収まったので、帰ろうとしたら、外に出て庭の雹を集めている人がいました。「それを集めてどうするんですか?」と聞きたかったのですが、車の窓を開けると雨が入ってくるので、聞けませんでした。アイスボックスに入れて、缶入りのソーダを冷やすのに使おうとしたのかもしれません。家に近づくと雨もあがりました。わが家のほうでは雷雨も雹もなかったとのことでした。「天からの 贈り物みな 使いきる」
4月12日(火)冬の間葉を落としていた木々も若葉をつけ、町はいっせいに緑になりました。ダラスに来た当初は殺風景に見えた町並みもきれいに見えるようになりました。ダラスの春を楽しんでいます。「葉をつけた 木々が輝く 春の陽に」
4月13日(水)毎年タックスの申告は早くやっておこうと思いながら、今年も遅くなり、きょう、書類を郵送しました。所得税そのものはわずかな額なのですが、年金(ソーシャル・セキュリティ)は大きいので、一年分を予想して、四回にわけて支払っています。それがあったおかげて、今年は支払いでなく払い戻しを受けられますが、払い戻し分は来年のソーシャル・セキュリティ・タックスにまわしておきました。テキサスは州の所得税がないので、税の申告も連邦政府の分だけで楽です。「テキサスも タックス・ヘイブン 合法の」
4月14日(木)木曜日はヤードのゴミの収集日なのですが、天気予報では夜中に雨が降るとのことでしたので、きのうのうちにゴミを出せませんでした。市が指定した紙のゴミ袋を使っているからです。紙のゴミ袋のほうが枯れ葉などを入れやすく便利なのですが、雨に弱いので、雨の間ガレージに入れてあったのを、今朝、表に出しました。「どの家も 芝を刈る音 晴れた間に」
4月15日(金)九州で大きな地震がありました。多くの死者、負傷者が出ているようです。直接被害に遭われた方ばかりでなく、断水や停電で不自由な思いをしている人たちが大勢いることでしょう。こういった災害があるたびに、私たちの日常生活の「あたりまえ」がけっして「あたりまえ」でないことに気付かされます。「『あたりまえ』 そんなものなど ありはせぬ」
4月16日(土)九州地震被災者のための援助方法について、牧師先生がたに問い合わせたら、3件の返信がありました。何かの形で被災された方々に気持ちを表せたらと思っています。「今回も 無駄にはするな 善意の輪」
4月17日(日)きょうは早く家に帰ることができましたので、いつものようにメッセージのアップロード作業をしました。教会で収録したメッセージは、雨の音が大きく入っていたため使えませんでしたので、収録しなおしました。教会の一部はパテオ・ルームとして拡張したもので、ちゃんとした屋根ではないので、雨が降ったり、風が吹いて木の実が落ちたりすると、大きな音を立てます。早くちゃんとした礼拝堂が欲しいので、そのことを祈りはじめています。「御声だけ 聞こえる聖堂(みとの) ここに建て」
4月18日(月)予報ではきょうも一日雨だったのですが、夕方まで降りませんでした。雨がたくさん降ると庭に水がたまるので、雨の合間があると、水がはけて、ありがたいのです。晴れ間に散歩にも行くことができました。「雨予報 外れて嬉し 散歩道」
4月19日(火)きょうから日曜日までヴァケーションをいただきました。今回は、オクラホマに近い Groom というところにある巨大な十字架とそのまわりにある十字架のステーションを見に行くことにしました。まず Amarillo まで行って、それから帰りに Groom に行くことにしました。当初は、きょう出発する予定だったのですが、雨のため出発を明日に延期しました。きょうは、出かける前にしておかなければならないことをさまざましておきました。「いつの間に 仕事している ヴァケーション」
4月20日(水)Amarillo にやってきました。フリーウェーを少し走ったとたん、車のタイヤの空気圧が下がっているとの警告がでました。フリーウェーぞいにデーラーを見つけましたので、チェックしてもらいましたが、タイヤの空気漏れはないとのことでしたので、そのまま走りました。360 マイル走って、無事目的地まで着きました。これは、サンノゼからロサンゼルスくらいの距離ですが、サンノゼ〜ロサンゼルスのように峠越えがなく、平坦な道でしたので、ドライブは楽でした。「地平線 追いかけ走る 車旅」
4月21日(木)Groom の十字架も、十字架のステーションもとてもよく出来ていました。もう少し近ければたびたび訪れたいと思いましたが、残念ながらちよっと遠すぎます。「十字架のステーションの彫像の写真はありませんか」とギフトショップで尋ねましたが、売っていませんでした。ここに来る途中に、個人の家の庭に次々と十字架が立っている町を見ましたが、これは、Groom の十字架に影響を受けてなのでしょうか。あるいは、この町の影響を受けて Groom の十字架が建てられたのでしょうか。関連はよくわかりませんが、十字架が立っている風景は素晴らしいと思います。「十字架や ああ十字架や 十字架や」
4月22日(金)旅行から帰ってから、礼拝メッセージの翻訳、週報、スライドなど日曜日の準備をしました。私にかわって説教してくださる牧師はいても、こうした仕事をしてくれる人がいないので、ヴァケーション中とはいえ、私がしなければいけないのです。「留守できる 教会にまで 道遠く」
4月23日(土)エチオピア福音教会でエスニック教会の牧師たちの集まりがありました。小さい集まりでしたが、それだけに互いに発言しあうことができ、有意義でした。時間を超過しても話しが続きました。会が終わってからエチオピア教会の牧師と話すことができ、とても励まされました。「励まされ 帰る集いに 感謝する」
4月24日(日)ヴァケーションのたびに、家の近くの教会を訪ねています。きょうは Church of Christ を訪ね、礼拝を守りました。無伴奏で歌われる数多くの賛美は美しく、力強いものでした。「会衆の 歌声高く 天にまで」
4月25日(月)きのう出席した教会からふたりのメンバーがクッキーを持って訪ねてくれました。アメリカの教会では、ヴィジターへの訪問が徹底しています。見習いたいと思います。「家訪ね 再び示す ウェルカム」
4月26日(火)テキサスには珍しく、このところ、とても湿度が高くなっています。気温はそんなに高くはないのですが、体感温度は高めです。車の冷房のせいか、喉を痛めましたので、湿気がありがたいのです。「湿り気に 喉もうるおう 雨上がり」
4月27日(水)今年の「ペンテコステのノヴェナ」は細見剛正先生が日本語部牧師として奉仕しておられるスタージ長老教会のニュースラターに書かれたものの中から聖霊に関する記事九篇を選んで作りました。この日曜日に皆さんの手許にとどくよう準備しています。「いずこにも 聖霊求め 祈る群」
4月28日(木)日本では「大型連休」に入りました。日本で礼拝メッセージの翻訳をしてくださる方が、連休でできないため、その方の分を私がすることになりました。自分の書いた原稿ですから、言いたいことが分かっているので、翻訳は難しくはありませんが、他の人にしていただくと、自分の書いたものがどう読まれ、理解されているかがわかり、とても勉強になります。英語の翻訳を読んで、もとの日本語原稿を直すこともあります。このようにして共同作業で礼拝メッセージを整えることができるのをとても感謝しています。「御言葉に 共に仕える 仲間あり」
4月29日(金)家内と娘といっしょに、ケアホームにいらっしゃる方を訪ねました。賛美を歌い、御言葉を読み、祈って別れました。人を慰めるものは御言葉の他ないことを実感しています。「御言葉は 霊を生かして なお満たす」
4月30日(土)VBS の研修会に行ってきました。レッスンやゲーム、デコレーションのアイデアなど、いろんなヒントをもらってきました。私たちの VBS でも生かせたらと願っています。少しでも良いものを与えたい、受け取りたいという熱意がみられる集いは美しいものです。「熱心に 教える人に 学ぶ人」
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