USA Diary

February, 2012

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2月1日(水)教会の祈り会では毎週ひとつづつの暗誦聖句をしています。人数は少ないですが、新しく祈り会に出る人もあって、それぞれ聖書のことばを覚え、思い巡らし、生活の中で神のことばに生きようと励んでいます。
2月2日(木)先月は二回も出かけましたので、少々疲れを感じていますが、普段通りの仕事をこなしています。「レントの黙想」の準備もあるので、ふだんより忙しくしているかもしれません。健康が守られているのはありがたいことです。
2月3日(金)まだ寒い日もありますが、1月末から徐々に暖かくなってきているのを感じます。気候の変化には人間よりも植物の方が敏感なのでしょう。道路沿いの木々が花をつけはじめており、散歩の時にそれを楽しんでいます。
2月4日(土)きょう午前中、ペニンスラ・フリーメソジスト教会でベイエリア男性の会がありました。サンフランシスコ大学病院で研修中の医師から三大成人病(心臓、脳梗塞、癌)についてお話を聞きました。そのお話のしめくくりに、国立ハンセン病療養所で勤務した体験を語ってくれましたが、私にとってはその話がいちばん良かったように思いました。感染しにくく、完治可能なハンセン病なのに、長い間偏見のため、患者が社会から閉めだされ、隔離されてきた現状も知ることができました。お話してくれた医師が、本当の健康とはからだだけのものではないことに触れてくれことは、とても良かったと思いました。
2月5日(日)日曜日はいつも、礼拝メッセージの原稿と音声ファイルをインターネットにアップロードしているのですが、その音声ファイルを自宅のファイルサーバーに移しました。書類の整理とともにコンピュータに散らばっているファイルも整理したいと思ってそうしています。ファイルの整理は、書類の整理と同じくらいの大仕事ですが、気長にやっていこうと思っています。
2月6日(月)サンノゼに長く住んでいるのですが、きょうはじめてケーリー公園のジャパニーズ・ガーデンに行ってきました。すこし人工的な感じのする庭園ですが、ひろくてきれいでした。大きな池のまわりを散歩してきました。池が中心の庭園なので、夏は涼しいかもしれません。
2月7日(火)5月に日本に行く予定にしていますが、パスポートの有効期限が切れてしまっているので、更新してもらうため、パスポートセンターに行きましたが、とても混んでいるうえに、ひとりあたり長い時間がかかっており、とても私の順番がまわってきそうにもなかったので、郵便でパスポートを申請することにしました。写真は自分で撮ったものでもかまわないのですが、規格があって面倒なので、近くの UPS センターでパスポート用の写真をとってもらいました。ちょっと気に入らない写真になってしまいましたが、パスポートを使うのは何年かに一度しかありませんので、それで我慢することにしました。
2月8日(水)今年の「レントの黙想」はいろんな事情で制作が遅れていますが、19日の日曜日に配布できるようにと準備をしています。三分冊にすることにしましたので、諸教会には、第一冊目から順にファイルを送って、それぞれに印刷してもらうことにしょうと思っています。ウェブ版も準備する予定です。
2月9日(木)きょうの宣教委員会はとくに大きな議題もなく、早く終わりました。私が早く家に帰ってきたので、家内はびっくりしていましたが、たまにはこういう時もあって良いかと思います。
2月10日(金)夕の聖書の学びは、ウィークデーや日曜日の聖書の学びに出られない男性たちのためにと、月一回のペースではじめたのですが、きょうは、働いている男性は誰も出られませんでした。それでも何人かの参加者で新約聖書の概略を学ぶことができました。このクラスで、ひとつでもふたつでも、新しい発見をしてもらえたらと願っています。
2月11日(土)ウォールナットクリークで宣教大会がありました。四人の宣教師からお話を聞きました。もりだくさんのプログラムでしたが、すべてオンタイムで進みました。それぞれに教えられる内容でした。
2月12日(日)きょうの礼拝では、東京で家庭集会を用いた伝道をしている中村リチャード宣教師に宣教報告をしてもらいました。中村先生とはサンディエゴにいたときに知り合っていますが、きょう、彼が、私が良く知っている宣教師と一緒に働いているということを聞いてびっくりしました。彼とはゆっくり話したかったのですが、午後から教会のリモデルの集まりがあって出来ませんでした。
2月13日(月)「レントの黙想」の校正をしました。手を入れだすときりがありませんが、なんとか読みやすくなったかと思います。小さなブックレットでも、四十日分に目を通すのはたいへんな作業です。でも、何度も文章を読むことによって、それを十分味わうことができるという恵みも受けています。
2月14日(火)「レントの黙想」第一分冊の印刷を済ませることができました。これは、ふたつ折りにして真ん中を綴じて完成です。これを綴じるのに、今までリーチの長いステープラーを使っていましたが、ステープラーの台座が三角になっており、そこに二つ折りにしたブックレットの折り目を乗せて綴じるものを見つけました。そんなに高いものではないので早速注文しました。これを使えば、もっと早く、きれいにブックレットを綴じることができそうです。
2月15日(水)年に一度のチェックアップに病院に行きました。ドクターから「フリューショットをしますか」と聞かれたので、「フリューショットを信じていないんです。フリューショットを受けても、かかる人がいますから」と言いましたら、「それは、風邪にかかっているので、フリューじゃないと思いますよ。からだの弱い人はフリューショットを受けておけば重くなるのを防げますから、効果はありますよ。あなたは健康だから大丈夫かもしれませんけど…」と言われました。結局、フリューショットを受けないで帰ってきました。
2月16日(木)きょうの教会役員会もたくさんの議題があって、帰りが遅くなることを覚悟したのですが、そんなには遅くならないで終わることができました。議事進行をしてくれた人たちに感謝しています。
2月17日(金)今朝、血液検査に行きました。採血のために大勢の人が待っていました。順番の番号では、私の前に15人ほどいました。きょうは英語会話教室でお話しをすることになっているので、それに間に合うかどうか心配だったのですが、順番をスキップして早く私の番がまわってきました。英語会話教室には十分間にあうよう、教会にもどることができました。
2月18日(土)明日の礼拝メッセージは「キリストの変貌」という、親しみの薄い箇所なので、メッセージの準備に苦労しました。この出来事には深い意味があるのですが、そのすべてを語り尽くすことができないので、その中から何をどう扱うかが苦労の原因です。
2月19日(日)台所のガーベジ・ディスポーザが壊れ、ディスポーザ本体から水が漏れ出しました。修理の得意な人に見てもらったら、取り替えたほうが良いということになりました。インターネットで調べたところ、同じような故障がたくさんレポートされているので、同じメーカーの同じ機種を買うのをためらったのですが、取り替えが楽だろうというので、同じものにしました。電源コードなど、古いものについていたものを転用することができて良かったと思います。時間をかけて取り替えてくれたこの人に感謝しています。
2月20日(月)教会からの帰り道にいつも目にする、エスニック系のグロッサリー・ストアに、今日、はじめて入ってみました。見たことも無いような食べ物や香辛料がたくさんありました。所変われば品変わるで、日本の家庭料理しか知らない私には珍しいものばかりでした。家内は良く使う Turmeric を買いました。
2月21日(火)Turmeric は、バクテリアを防ぎ、カリフラワーと一緒に食べれば前立腺がんに効くそうです。こどもの白血病を防ぎ、アルツハイマー症を防ぎ、太り過ぎの体重調整に役立つのだそうです。いいことづくめの Turmeric ですが、コレステロールの低下に効き目があるとは言われていません。医者が言うように運動がコレステロールの低下に一番いいのかもしれません。
2月22日(水)きょうは「灰の水曜日」。特別なことはしませんでしたが、先週配布された「レントの黙想」に従って、みんながイエスの十字架の足跡をたどってくれればと願い、祈りました。
2月23日(木)2001年から礼拝メッセージをウェブページにアップロードしてきましたが、今度の日曜日で、500回目のアップロードになります。校正が行き届かず、誤字や脱字が少なからずあり、訂正の必要なところがありますが、多くの人に読んでもらいたいと思います。
2月24日(金)礼拝メッセージは、2003年6月から音声ファイルもつけるようにしてあります。最近は携帯電話でインターネットに入る人が増えていますので、私のメッセージ・ページもモービル・フレンドリーにしていきたいと思っています。
2月25日(土)ここ数日初夏のような日が続いていましたが、きょうは再び気温が下がりました。明日はもっと寒くなるとのことです。こんなに気温が上がったり、下がったりすれば風邪をひく人がふえるのも無理がないことだと思いました。
2月26日(日)きょう、クリスチャンとなったC国からの留学生の信仰を帰国に備えさせる働きをしている宣教師を礼拝に迎えました。留学生の一割がバプテスマを受けますが、帰国して信仰を保つのはそのうちの何割かに過ぎないというのです。その国の環境の厳しさもあるかもしれませんが、日本人の場合も同じようかもしれません。午後、昼食を終えて、車で教会の駐車場を出ようとしていた宣教師に声をかけ少し話すことができ、良い時を持ちました。
2月27日(月)レントの黙想の後、イースターの黙想も作ってみようと準備をはじめています。イースターの次はペンテコステですが、私ひとりの手にあまりますので、良い協力者が与えられればと願っています。黙想の箇所は、アメリカのカトリック教会のレクショナリーから選んでいます。
2月28日(火)「レクショナリー」というのは、「聖書日課」のことで、A年、B年、C年の三年サイクルで、日曜日と主な祭日の礼拝で朗読される箇所が割り当てられています。週日は二年サイクルで箇所が割り当てられており、これに従うと、旧約や新約の主な箇所を教会暦に従って読むことができます。
2月29日(水)レクショナリーはカトリック教会だけでなく、数多くの教派で用いられており、ESV 聖書のウェブページでは独自のレクショナリーに従って、日々の聖書を読み、ノートをとることができます。ESV のものや他の聖書日課プログラムはとても良くできているのですが、私が伝統的なレクショナリーにこだわるのは、伝統的なレクショナリーが教会暦、つまりは、キリストの降誕、受難、復活、聖霊降臨、キリストの再臨という、神の救いのみわざに基づいているからです。デボショーナルな読み物の多くが、どちらかいえば、自分の信仰や生活を省みることに重点が置かれ、神の救いのみわざを想い見るものが少ないよう思うからです。どこまで出来るかわかりませんが、レント以後もレクショナリーに準じた黙想を書き続けてみたいと願っています。
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