USA Diary

June, 2013

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6月1日(土)家に入る予定が一週間遅れ、まだホテル暮らしですが、ある方からホームスティのオファーがあり、お言葉に甘えることにしました。月曜日にホテルをチェックアウトしますので、月曜日から水曜日までの三泊をお願いしました。19日以来、私たちはいまだ旅行者で、どんな仕事もできないまま、無駄な時間を過ごしているよう感じていますが、あとで振り返れば、きっとこれも無駄ではなかったと気づくようになることでしょう。
6月2日(日)きょうの礼拝で、私は牧師のひとりとして受け入れていただき、家族も教会のメンバーとなりました。夕礼拝では、集まった人々から、これからの教会についてのいろいろな期待が語られました。それぞれに良く学び、良く奉仕している人たちですが、学びを導き、奉仕の相談に乗ってくれる人を求めているように思いました。
6月3日(月)きょうホテルを出てホームスティを提供してくだった方のお宅に移りました。この人はご主人が日本で仕事をし、ご自分もフルタイムの仕事を持ちながら、教会につどう学生たちのために宿を提供している方です。どれだけ多くの人たちが彼女のホスピタリティに助けられてきたことかと思います。私たちもホテルを出てやっと落ち着くことができました。
6月4日(火)ホテルでは十分にできなかった説教の準備ができました。私たちの教会では日本語から英語への同時通訳をしているので、通訳者にために前もって原稿を渡しておく必要があるので、毎週水曜日には原稿を送るようにしたいと思っています。今までは木曜日が説教準備にいちばん時間をかける日でしたが、これからは火曜日がその日になりそうです。
6月5日(水)ダラスでの奉仕を開始してからはじめての祈り会でした。すこしづつメンバーの顔と名前がつながってきましたので、具体的に祈ることができるようになりました。今までのように毎週の祈りの課題を記録してひとりびとりのために祈り続けたいと思います。
6月6日(木)ホームスティ先のホーム・シアターで、娘といっしょに「さよなら銀河鉄道999」を観ました。このところ映画館に行っていませんし、我が家のムービー・タイムもおあずけでしたので、久しぶりのムービーをビッグスクリーンで楽しむことができました。
6月7日(金)きょうようやく家に入れることになりました。朝、ホームスティ先を出、午後手続きを済ませ、鍵をもらって家に着きました。さっそく掃除に必要なものを買ってきて掃除にとりかかっているうちにサンノゼからダラスに届いていた荷物が家に到着しました。さっそく、今晩寝るのに必要なものを取り出しました。荷物が到着したのは午後6時を過ぎていましたが、日が長いので8時ごろまで明るいので、仕事がはかどりました。リアルターの方が掃除まで手伝ってくださり、本当に感謝しました。
6月8日(土)くわしく見てみると、家の隅々が随分汚く、きょう一日掃除に費やしましたが、まだしなければならないことが山ほどあります。アメリカ人と日本人では「綺麗」に対する感覚が違いますので、「綺麗じゃないですか。どこを掃除するんですか」と言われそうですが、私たち日本人はやはり、細かいところが気になります。
6月9日(日)朝、雷雨にみまわれましたが、教会に行くころには晴れ、きれいな青空が広がりました。午後から教会の男性、若者たちがどっと来て、コンテナの荷物を運び込むのを手伝ってくれました。重いピアノも小人数でさっさと運び込んでくれ、あっという間にコンテナが空っぽになりました。
6月10日(月)ベッドを買いに行きました。配達してもらうことにしたのですが、配達はこの店ではなく、別会社が取り扱うということでした。店のサービス・デスクで電話を借りて配達の手続きをしましたが、これに大変時間を取られました。月曜日の午前中ということもあったのでしょうか、ベッドをカートに乗せてもらうのにも、店員をみつけるのに大変でしたし、サービス・デスクで対応する人も、ひとりでたくさんのお客さんを相手にしていました。
6月11日(火)私たちは以前、別の地域でしたが、同じ市に住んだことがあります。そのときは白人の比率が高く、クリスチャンに多く出会い、町の人々もとてもフレンドリーでした。今、住んでいるところはそうではなく、白人の比率は低いように思います。メキシコ系の人が多く住んでいるようです。店に行って、インドや中東から来ていると思える人に多く出会います。25年ほど前とは町の様子も、住民もずいぶん変わったように思います。
6月12日(水)ベッドの配達のスケジュールが午前から午後に変わったのですが、あいにく私の携帯電話が通じず、その連絡を受け取ることができませんでした。家内の携帯電話で連絡をとり、やっとベッドを受け取ることができました。携帯電話だけでは、不安なので、きのうランドラインの電話を申し込んだのですが、電話がつくのは来週の金曜日です。
6月13日(木)毎日家の掃除に明け暮れています。おかげで、掃除のしかたをだいぶ覚えました。ヴィネガーと水でたいていのものは綺麗になりますし、ベーキングパウダーで磨くと、傷をつけずに汚れを落とせます。レモンも効果があります。化学薬品をあまり使わないほうが、からだにも環境にも良いと思います。
6月14日(金)私たちの住んでいる市は「シニア・シチズンにやさしい街」と自称しています。ゴミや水道の料金割引があったように思いますが、まだ請求書をもらっていないので、どうなっているか分かりません。割引がなかったら、申し出ようと思っています。
6月15日(土)私たちの教会では礼拝メッセージの同時通訳をしています。夕礼拝や祈り会、また、教会の話し合いのときも、日本語が良く分からない人のそばに座って通訳をしてくれる人が多くいます。通訳者のために礼拝メッセージの原稿を送るのですが、家にインターネットがないため、図書館に行ってその作業をしました。メッセージ原稿はできれば金曜日までに送りたいと思っているのですが、きのうは間に合いませんでした。
6月16日(日)きのう行った図書館に「庭の水撒きは週に一度。偶数の番地は土曜日、奇数の番地は日曜日。時間は午前10時まえか、午後6時以降」とありました。庭の植物のためだけでなく、家の土台のためにも、週一度は水をやらなければならないのですが、先週、雨が降ったので、きょうは水撒きをしませんでした。
6月17日(月)わが家は、ベッドルームとダイニングルームはカーペットですが、台所やバスルームはもとより、リビングルーム、スタディ、それに廊下まで、タイルの床です。「タイルのほうが涼しくていいし、掃除も簡単だよ」と言われてきましたが、タイルの上を歩くのは足が疲れるような気がします。それぞれにカーペットを敷きたいと思っています。タイルがきれいでないので、モップをかけたり、スチームで掃除をしたりしていますが、ひどい汚れはやはりブラシでこするしかないようです。全部を一度にできませんので、せめて台所だけはと、磨きはじめたら、それなりにきれいになりました。いままで目地が真っ黒だったのが、ようやく目地の材料の色まで回復しました。疲れましたが、気分はとてもよくなりました。
6月18日(火)数日前、ある店にキッチンの窓にとりつけるブラインドを買いに行って、ちょうど良い長さにカットしてもらおうと店員に頼みました。いくら待っても人が来ず、近くにいた店員に頼んだら「今、別の人にかかわっているから出来ない」と言われてしまいました。それが愛想も何もない言い方で、がっかりして、その店を出たのですが、別の日に別の店でちょうど良い長さのブラインドを見つけました。取り付けてみたらちょうど良く、ブラインドのことでは嫌な思いをし、時間を無駄にしましたが、結果的には良いものを取り付けることができました。
6月19日(水)先週、ウォッシャーとドライヤーを買って、取り付けてもらったのですが、取り付けた人がウォッシャーの水と湯のホースを間違えてつけたらしく、リンスのときも湯が出てしまいました。それでもういちどやり直してもらいました。それでやっと、ちゃんと動作するようになりました。サービス・パーソンには初歩的なことがらをきちんと訓練しておいてもらいたいと思いました。
6月20日(木)明日、インターネットが入るので、コンピュータを取り出してセットアップしました。プリンターなど、長距離を長い時間をかけての移動でしたので、大丈夫だろうかと心配しましたが、ほぼ大丈夫でした。まだ全部の機器の箱を開けてはいませんが、電話のバッテリーが駄目になった程度で、他に壊れたものはなかったようです。駄目になった電話のバッテリーはもとから調子がわるく、ちょうど寿命だったのかもしれません。
6月21日(金)きょう、インターネット、テレビ、電話をつけてもらいました。通常は3時間くらいの工事ということでしたが、丸一日かかってしまいました。それでもサービス・ロードからわが家への配線はまだ地面の上のままです。この地域は電気や電話などのケーブルがみな地下に埋まっているので、それを埋める作業が必要になります。草刈りの日までに終わっていないと、草を刈るときにケーブルを切ってしまいかねません。電柱がないと景観はすっきりしますが、配線工事はたいへんだろうと思います。
6月22日(土)他の家にカーペット・クリーニングに来ていた人がいたので、「タイル・クリーニングをしますか」と聞いたら、「うちはやらないけど、やっているところもあるよ」とのことでした。「目地まできれいになる?」と聞いたら、「さあ、どうかなぁ。手でブラシングするのが一番だよ」と話してくれました。業者の言うことだから、本当なんでしょう。台所のタイルを磨くのは大変でしたが、手でブラシングしたのはよかったのかなと思いました。
6月23日(日)この地方では6月ごろまで雨が降ります。雨は溜池に貯められ、貯水塔を通して家庭に供給されます。雨は必要なのですが、雨の後は少し蒸し暑くなります。先週は雨がなかったので、暑くてもそんなに苦になりません。ダラス入りして一ヶ月、暑さにからだが慣れたせいかもしれません。
6月24日(月)家が変わると家具やこまごましたものも変わります。カリフォルニアから持ってきたものが使えなかったり、処分したものがちょうどよかったのにと思うことが多くあります。それで買い物に行くのですが、どこにどんな店があり、その店のどこに目指すものがあるのか、まったく分からずに時間ばかりかかっています。こちらの店舗はカリフォルニアにくらべ広いのですが、品数はそんなに多くありません。やはりカリフォルニアは何かにつけて華やかだったなあと思い返しています。
6月25日(火)インターネットがつながったので、Penguin Club で私の礼拝メッセージの音声を供給している「サーバー」を取り付けました。ある人から早速、「先生のメッセージが聞けるようになってうれしい」というメールをもらいました。まだ6月分をアップデートしていないので、今週中にしておきたいと思っています。
6月26日(水)小さな教会で、夏休みで人も少ないときですが、祈り会に忠実に出席する人がいるのはうれしいことです。ダラスも、以前のように5時で仕事が終わって、その後教会に寄ってから家に帰るといったゆったりしたところでなくなり、多くの人が遅くまで働いています。その中で祈り会が守られているのは感謝なことです。
6月27日(木)朝出かけるときに、隣の人と会いました。リタイアしている男性で、家族はおらず、ひとり暮らしとのこと。かなりの年齢になって、ひとりで大きな家に住んでいるのも大変だろうなと思いました。いつか、改めてゆっくり話をしたいと思っています。
6月28日(金)近くの中国のスーパーマーケットに行きました。日本食のコーナーがあり、納豆や味噌も売っていました。麸を探したのですが見つかりませんでした。韓国の店のほうがいろんなものがあるのですが、遠いので、ちょっとしたものなら、近くで間に合わせられるだろうと思います。
6月29日(土)私たちの住んでいるところはとても静かで、近所にどんな人がいるのかまったく分からないくらいです。でも、きょうは道路を隔てた横向いの家で、フロントヤードにプールを出して、こどもたちが大勢きて遊んでいました。ひさしぶりに子どもたちの元気な声を聞き、心がなごみました。
6月30日(日)きのう、教会のメンバーのひとりがペスト・コントロールのために来てくれました。蚊の予防について聞いたら、テキサスでは蚊が媒介する西ナイル熱などの病気にかかる人が一番多い州なので、免疫力の低下している高齢者は十分注意するよう言われました。裏庭ではプロパン・ガスで DEET を噴霧するものが良いと言われましたが、化学薬品でなく、自然成分のもので効果があるものがあればと、今、調べているところです。
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